Truyện 27
「人間国宝」つて、どんな人? 人びとの生活のしかたそのものを「文化」といいます。日本の歷史の中で、文化は少しずつ形を変えながら、受けつがれてきました。生活していくうえで必要とされ、生みだされたさまざまなもののうち、特にすばらしいものや、すばらしいものを生みだせるすぐれた技術などを、「文化財」とよび、「文化財保護法」という法律で守っています。古いお寺などの建物や絵画などの美術品は、実際に目で見ることができる、「形のある」文化財なので、「有形文化財」とよばれています。いっぽうで、演劇や音楽、工芸蓄術などに見られるすぐれた「わざ」は、「形がない」ので、「無形文化財」とよばれています。この無形文化財のうち、特にすぐれたものを「重要無形文化財」とし、その中でも特に高度な「わざ」を持った人、または、そうした人が集まった団体を、重要無形で文化財を持つ者として国が認定します。この重要無形文化財を持つ者のうち、個人で認定された人を、一般に「人間国宝」とよんでいます。(正式には、「重要無形文化財保持者」といいます。)重要無形文化財には、「芸能」と「工芸技術」の二つの分野があります。芸能では、歌舞伎や能楽などをはじめ、伝統的な楽器の演奏や、舞踊などの高度な「わざ」を持った人が人間国宝に選ばれています。また工荽技術では、陶芸や染織(染物と織物)、漆芸、木竹工などの「わざ」にすぐれた人が、選ばれています。人間国宝に選ばれた人には、国から助成金が交付されています。これは、人間国宝が、さらに自分の「わざ」をみがさつつ、「わざ」を受けついでくれる伝承者を育てることに使われます。しかし、この助成金の予算には限りがあるため、人間国宝に選ばれる人の数は、百十六人以内という制限があります。ニ〇一一年九月現在、芸能の部で五十八人、工芸技術の部で五十八人が人間国宝に認定されています。五十七歲から百ー歳までの方がたがいますが、最年少の人間国宝は、「木版摺更紗」という染物をつくる「わざ」を持つ、鈴田滋人さんです。人間国宝に選ばれた人が亡くなった場合、專門家による会議によって話しあいがおこなわれ、新たな人間国宝が決められます。 |
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