Truyện 38
イヌとネコは、仲が悪いって、ほんとう? イヌとネコをいっしょに飼っていると、たいていは、知らんぷりをしています。たた、どちらかがづきすぎると、けんかになることがあります。そもそも、イヌとネコは、ちがう種類の動物です。人に飼われて、小さいころからいっしょにくらしていれば別ですが、自然界では、ちがう種類の動物が仲良くすることは、あまりありません。しかも、イヌとネコは、どちらも肉食動物です。ほかの動物をつかまえて食べるとき、同じえものをねらうライバルは、少ないほうがいいですね。だからイヌとネコには、おたがいをさける性質があるのです。同じ肉食動物でも、イヌとネコには、ちがうところがたくさんあります。まず、狩りの方法がちがいます。ネコは一ぴきで、えものを待ちぶせたり、気づかれないようににそっと近づいたりしたあと、いっきにとびかかって、つかまえます。それに対してイヌは、今では狩りをすることはほとんどありませんがオオカミのなかまなので何びきかで群れをつくり、みんなで走りまわって、にげるえものを追いかけて、つかまえます。そのような狩りの方法にふさわしく、ネコのつめは、出したり引っこめたりすることができます。えものに近づくときは、足音を立てないようにつめを引つこめておき、いざ、とびかかるときになって、するどいつめを出すのです。しかし、イヌは、つめを引つこめることができません。また、イヌは、飼われている家の人間も、群れの一員だと考えています。子イヌのうちにきちんとしつけをして、人間がリ—ダーなのだと教えてやらないと、自分か一番えらいとかんちがいをして、飼い主の命令をきかなくなってしまう埸合があります。飼い主がリーダーであることを、しっかりと理解したイヌは、とてもよく命令を守り、さまざまな役割をこなします。番犬はもちろん、盲導犬や救助犬のほか、最近では、からだの不自由な人の代わりに身のまわりの仕事をする、介助犬なども活やくをしていますね。いっぽう、一ぴきで行動するネコは、飼い主たちを群れだとは考えていません。ですから、飼い主の命令を聞きません。人のいいつけを、まったく理解していないわけではないのですが、もともと命令を聞く気がないのです。そんなネコですが、かつては農家で、作物を食べてしまうネズミをつかまえるという、重要な役割を持っていました。しかし最近は、交通事故や伝染病などの心配から、ネコを家の中だけで飼う人が増えています。今では、人の心をいやす役割を、になっています。 |
BÌNH LUẬN DÀNH CHO THÀNH VIÊN
Vui lòng đăng nhập để sử dụng chức năng này
Xem tiếp Comment (admin Only)
BÌNH LUẬN THÔNG QUA TÀI KHOẢN FACEBOOK
Chú ý: Khi cần liên hệ hỏi đáp với ban quản trị, bạn không dùng comment facebook mà hỏi đáp thông qua Bình luận bên trên.