Truyện 43
「烏目」というつけれど、鳥は、夜になると目が見えなくなるの? 人間は、ビタミンAという栄養が足りなくなると、暗いところで目が見えにくくなることがあります。これを、「鳥目」といいます。ニワ卜リなどの鳥は夜になると目が見えなくなると信じられていたので、ついた名前です。ところが実際には、ニワ卜リの目も、暗くても少しは見えているようです。たいていの鳥は、夜になると活動しなくなるところから、目が見えていないと考えられたのでしょう。ただし鳥の中にも、フクロウやヨタカ、ゴイサギなど、夜に活動するものがいます。そのような鳥たちは、夜でもよく見える目を持っています。例えばフクロウは、夜の森で小さなネズミを見つけてつかまえます。また、遠い外国から日本にわたってくる小烏たちも、タカなどにおそわれる危険をさけるために、夜に飛ぶことが知られています。それでは、目は、どのようなしくみになっているのでしょう。目のおくのほうには「もうまく」という、色や明るさを感じるまくがあります。いっぽう、目の前のほうには、「水晶体」というレンズがあります。もうまくは、レンズを通して入ってきた光をうつしだす、スクリーンのようなものです。もうまくには、明るさを感じる点と、色を感じる点が、ならんでいます。この点が、それぞれどれくらいあるかによって、目の見え方か変わってくるのです。夜でもよく見える烏の目は、明るさを感じる点が多いので、少ない光でも、えものを見つけることができるのです。反対に、色を感じる点が多く、明るさを感じる点が少なければ、色は見分けられますが、暗いところでは、あまりよく見えません。昼に活動する鳥や人間の目は、こちらになります。しかし、わたしたちも明かりを消してしばらくすると、目が慣れて、うっすらと物が見えるようになります。あたりが暗くなったことによって、明るさを感じる点が働くようになるためです。ビタミンAは、明るさを感じる点がよく働くために必要な栄養です。また、色を感じる点には種類があり、それぞれ感じる色が決まっています。人間は、赤、青、黄の三色を感じる点を持っています。ところが鳥は、赤、青、黄のほかに、わたしたちの目には見えない「紫外線」という光を、色として感じとっていることがわかつてきました。鳥たちが見ている世界と、わたしたちが見ている世界は、ちがうのですね。 |
BÌNH LUẬN DÀNH CHO THÀNH VIÊN
Vui lòng đăng nhập để sử dụng chức năng này
Xem tiếp Comment (admin Only)
BÌNH LUẬN THÔNG QUA TÀI KHOẢN FACEBOOK
Chú ý: Khi cần liên hệ hỏi đáp với ban quản trị, bạn không dùng comment facebook mà hỏi đáp thông qua Bình luận bên trên.