Free-Mỗi ngày 30 phút học Dokkai N4-N3-N2

現在、「朝読」が多くの小中高校で行われている。「朝読」とは朝の読書運動のことで、授業前の１０分前、先生と生徒たちが自分の好きな本を読み、それから授業を始めるものである。１９８８年に千葉県の高校で始まったのが最初だ。今は、読書の習慣をつけたり、読む力をつけたりするためにすることが多いが、もともとは、遅刻や欠席が多かったので、生徒たちが落ち着いて一日を始められるようにと、考えられたそうだ。

「朝読」では、生徒たちは４つのルールを守るように指示される。「毎日やる」「みんなでやる」「好きな本でよい」「ただ読むだけ」である。

この「朝読」にはいろいろな効果がある。本を読むスピードが上がること、本が読めない子が読めるようになること、などだ。それだけでなく、生徒の態度や心の状態にもいい変化が見られるようだ。遅刻が減って授業にスムーズに入れるようになったこと、生徒が急に怒り出したり教室を出ていったりすることが減っていること、などが報告されている。

1. 「朝読」は、最初、何を目的に始められたか。

1 生徒たちが、本を読む楽しさを知ること

2 生徒たちが、落ち着いた気持ちで授業に入ること

3 生徒たちが、たくさん本を読むようになること

4 生徒たちが、難しい本が読める力をつけること

2. 「いろいろな効果」とあるが、それに当てはまらないものはどれか。

1 本を遠く読めるようになったこと

2 文章を理解する力がつくようになったこと

3 生徒同士であまりけんかをしなくなったこと

4 授業に遅れてくる生徒が少なくなったこと

3. 「朝読」について、本文の内容に合うものはどれか。

1 やりたくない生徒には、無理にやらせなくてもよい。

2 生徒は、先生から読みたい本を読むように指示される。

3 読み書きの力を高めるための国の計画が成功した例である。

4 生徒は、授業の前に本を読んだ感想を話すと落ち着く。